中国機械工程学会の年次総会の開会式で、全国人民代表大会常務委員会の副主席である陸永祥氏は、中国の機械製造業は、他の新興発展途上国や米国などの先進国との低価格帯および中価格帯の競争に直面しており、高度な製造業を復活させることは、新たな発展戦略の機会と課題をもたらすだろうと述べた。
陸永祥氏は、今後20年間の設備製造技術と産業の発展に期待を寄せている。中国機械工学会がまとめた「中国機械工学技術ロードマップ」は、今後20年間の機械工学技術の発展傾向は、グリーン、インテリジェント、卓越性、統合性、サービス性になると科学的に予測している。今後10~20年は、中国が製造大国から製造大国へと転換する重要な時期となるだろう。
彼は、この目標を達成するためには、製造業の最適化と高度化を積極的に推進し、産業基盤を強化し、新興産業を積極的に育成し、優位産業を拡大・強化し、自主的なイノベーション能力を高め、地域資源配分を統合する必要があると考えている。「ロードマップ」で提案されている製造強国への道のりの重要な要素は、イノベーション、人材、システム、メカニズム、そして開放性である。イノベーションを具体化するにあたっては、独創的なイノベーションを重視しなければならない。独創的な突破口がなければ、グローバル競争において世界市場をリードすることは難しい。統合的なイノベーションに注力し、先進的な製造技術のシステム統合能力を向上させる必要がある。
投稿日時:2021年2月12日